2021年2月13日 16:02
☆新着☆ 合格体験レポート vol.173 《財務専門官》
合格体験レポートをご紹介いたします☆
今年度も、人気職種 財務専門官の第一志望合格・内定者を輩出できることを
楽しみにしております!!
財務専門官 北海道財務局 2021年4月採用
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札幌市・国家一般職大卒等 併願 直前対策コース
全日クラス修了
Y. T さん (法政大学卒業)
私が公務員を志したきっかけは、大局的に地域の経済に貢献していきたい
という想いからでした。大学時代からサークルの活動内容や周囲の影響も
あり、ぼんやりと公務員に憧れをもっていましたが、筆記試験への抵抗感
から民間就活に専念し、大学卒業後は道内の民間企業に就職しました。
しかし、実際に業務にあたる中で公務員になりたいという気持ちに改めて
気が付き、1年もたたずに前職を辞め、正に背水の陣で公務員試験に挑む
次第となりました。
そんな私が学院の門をたたいたのは、2020年の2月19日のことでした。
勉強を開始するには遅すぎる時期で、当初私が目指していた経済産業局の
試験種である国家一般職試験までは 4か月も無いようなタイトなスケジュール
でした。
そのような状況で札幌市内の予備校の説明を聞きまわっていた私に 「君なら
絶対に間に合います」 と初めて言ってくださったのが、学院の堤先生と寺林さん
でした。 この入校面談に背中を押される形で、僕の受験生活は始まりました。
受験験生活を始めた当初は不安でいっぱいでした。
私は経営学部出身で法律や経済は全くの初学者でした。そのうえ、高校時代に
テストで1点を叩き出したほど、数学に苦手意識を持っていました。
そのため、最初の2か月ほどは、朝から夜まで土日も休まずにひたすら勉強漬け
の毎日でした。
(これから受験される皆さんはこんな無茶なスケジュールは避けるべきです笑)
この時期の勉強は生の講義とWeb補講でインプットをし、スー過去でアウトプット
をするというルーティンが基本でした。
専門科目で重要になることはとにかく問題を解く回数を重ねることです。
特に、私のように時間に追われる人はアウトプット重視の勉強が必要になると思
います。
また、教養科目の数的処理や判断推理は、学院独自の教材で勉強を進めていき
ました。
教養科目については市販の教材で事前に学習をしていたのですが、学院の教材の
方が遥かに効率良く勉強でき(市販の教材はあまり出ない問題まで載っている)
水嶋先生による情熱的な指導の甲斐もあって判断推理に関してはほぼ満点を狙え
るようになりました。
コロナによる試験の延期後は、自習室で出会った「経済学のレジェンド」、「法律の
女神」など頼もしい異名をもつ仲間と共に、過去問演習中心の勉強をしていました。
模試をあまり受けられなかった自分にとっては自分のレベルを確認できる貴重な
経験になったうえ、中だるみすることなく切磋琢磨することができました。
4月からは職場の同期にもなるこの仲間との出会いは少人数制の学院でなければ
得られなかったものだと思います。
筆記試験を無事乗り越えた先に待っているのが、公務員試験のもう一つのヤマで
ある面接試験です。 面接試験は筆記試験と異なり、参考書はなく、確実な対策と
いうものはありません。その中で私は「自分をよく見せようと思いすぎないこと」を
意識していました。
また、官庁の雰囲気というのも千差万別ですので、半分は社会見学のような気持ち
で好奇心の赴くままに官庁を訪問させていただきました。
たくさんの官庁を自分の目で見るうちに、自分の志望が変化することもあります。
私は、経済産業局を志望していましたが、直接訪問させていただく中で、財務局の
方が自分の人間性や価値観に合っていると感じるようになり、最終的にご縁をいた
だくこともできました。
公務員の就活では、民間ほど待遇に差異がないため、純粋に自分の働きたい官庁
を選ぶことができます。 このような出会いも公務員試験の醍醐味だと思っています。
人より短くも、辛く険しい受験生活でしたが、常に意識していたことは、公務員試験は
「ぶら下がり競技」 だという事です。 公務員試験は科目や範囲が広く、非常に気が
遠くなる試験です。
しかし、公務員試験は公平で、凡人の努力が実りやすい試験です。
一番重要なのは「最後まであきらめない事」。このことを肝に銘じて学院生活を送って
きました。 そして、学院は最後まで頑張る人を真摯に応援してくれる場所だと思います。
文面からは順風満帆に見える私の受験体験も不安や挫折の連続でした。堤先生との
面談で感極まり号泣したこともあります。 そんな面倒な生徒筆頭であったであろう私に
堤先生は最後まで真摯に向き合ってくださいました。
世の中には学歴や職歴、性格に至るまで様々なバイアスが蔓延しています。
そんな中で、学院はすべての全力で取り組む人を最後までサポートしてくれる場所で
あったと思います。
混迷を極める世の中で、これから新たにチャレンジをする方々を心から応戦しています。
また、困ったときはこの学院の門を叩くことをお勧めします
最後になりますが、学院という場と堤先生、水嶋先生や寺林さん、一緒に学んだ仲間たち
の存在が無ければ合格という結果は手にできなかったと思います。
半年間の短い間でしたが、本当にありがとうございました。