2011年8月 5日 22:15
~新校舎移転のご挨拶~
私たち札幌公務員受験学院は、1997年10月、「人間性豊かな公務員の育成」
を理念に現在の地、北大正門前ガレリアビルの一角に産声をあげ、現在開学
15年目を迎えようとしております。
幸いにして開学以来今日まで、私たちの理念に賛同して戴ける
質の高い受講生が例年集い続け、ここから多くの志を持った公務員を
輩出し続けて来れましたことは、関係各位、地域の皆様の温かいご理解
あってのことと感謝申し上げる次第です。
一方、この十数年来の社会環境の変化に伴い、求められる公務員像
ひいては公務員試験制度も徐々に刷新されつつあります。
一言で言うなれば「学力偏重から人物重視」。
合格・採用には学力はもとより、いっそう豊かな人間性が求められております。
本学院では、学科試験に対する綿密なカリキュラムと指導体制の他
日々の受験生活のなかで個人面談等を通じ、学院生一人ひとりに
人間的な成長を促すことこそが真の面接指導と心得えて参りましたが
更に自らの建学理念を一層深化させることで公務員採用試験における
「新しい傾向」 ひいては「時代のテーマ」に真正面から向き合いながら
学院の使命と責任を果たして行きたいと考えているところで御座います。
つきましては、2011年10月より、札幌公務員受験学院は現在の地より
南向かいに位置する一棟(仮称・札幌公務員受験学院ビル)全220坪を
構える新校舎へ移転し、学院生一人ひとりが更に快適で、実りある受験生活を
過ごして頂ける空間づくりと、指導力の創意工夫に努めて参ります。
新校舎では本学に集った受講生を「採用される人物」「魅力ある人物」へと
成長を促すべく、より充実した自習スペース、図書室の拡充を図るとともに
談話室の他、ディスカッションスペース「談義室」などをも設け、これからの
公務を担う主体としての意識の覚醒、醸成、底上げを図って行ける、そんな
環境を整えて行く所存です。
また、併設の軽食スペース(仮称-Sapporo Cafe)及び「談義室」は
地域の皆様にも開放し、地域に対する思いを共に語らい、共に地域の魅力を
見つめ直し、集って頂いた方々の希望に繋げて行けるような地域のサロン
に育てあげて行けたなら、こんなに嬉しいことはありません。
地域社会の皆様におかれましては今後とも一層のご指導ご鞭撻を承れますよう
宜しくお願い申し上げます。
札幌公務員受験学院 学院長 堤 泰一