私がこの学院を選んだ理由は、『少人数制』というところに惹かれたからです。大きな教室に大人数が入り機械的に教えられるより、自分に向いていると思ったからです。実際、気軽に質問等もできたので、理想通りの学校でした。
勉強方法は、私は経済が得意だったため、法律科目に重点を置いて勉強しました。
10月から、憲法、民法、行政法の順に授業が進んだのですが、まずはそれぞれの授業内容を理解していくようにしました。授業で解らないことがあれば、必ず先生に質問し、納得できるまで教えてもらい、それを理解した後は授業でやった範囲の問題をやりました。
その日その日で復習してしまうことが大事だと思います。経済原論も問題の復習だけは欠かさずやりました。教養科目は授業に集中することを心掛けて、復習はあまりしませんでした。
年末年始を迎え、2月中旬まではこのような勉強方法でした。私は大学を留年しそうだった為、本格的に公務員試験に集中できたのは、2月中旬を過ぎて大学が
終わってからでした、。皆さんは年明けから集中することをお薦めします。大学が終わってからは、学院での講義を受けた後も、やはり法律科目の復習を中心
に、夜9時、10時まで自習室に残って勉強しました。
学院のカリキュラムが4月に終了してからは、毎日自宅近所の大学図書館で朝から夜10時まで勉強しました。合格するためのコツは、やはり専門科目に重点を
置くことですが、何より集中力が大事だと思います。1、2週間に1日は遊んで息抜きをすると、半年くらいは人間がんばれるものです。
半年後、自分が第一志望に合格したときのことを考えて頑張って下さい。
最後に2次試験対策についてですが、これは先生によく相談し、模擬面接等を行えば問題ないと思います。面接カードの添削、アドバイスもしてもらえます。先
生達はとても親身になって考えてくれるので、自分でも気づかない新たな一面を発見することもでき、楽しい対策できました。
ただ、本番の面接は非常に緊張するので、本番を想定した練習だけは何度も行うことをお薦めします。
〈科目ごとの勉強方法について〉
[憲 法]
教養試験でも出るので徹底的にやりました。授業を聞いたあとに、学院テキスト、問題集で見直しをし最後にスー過去をひたすら解きました。どちらも3回ずつやりました。
[民 法]
一番大変な科目でした。1回でも授業を休むとわからなくなりそうなので、補講用のビデオも借りて、必ず授業の内容を理解するようにしました。そのあとはやはり、テキストと問題集、スー過去を3回~4回繰り返しました。
[行政法]
憲法と民法と勉強方法は同じです。ただ、紛らわしい判例が多いので、判例集のチェックも多くやりました。
[経済原論]
経済は大学で勉強したことがあったので、授業を聞いたあとは問題集、スー過去ですぐに復習しました。苦労する人としない人の差が激しい科目だと思います
が、経済原論ができないのは致命的...。苦手な人は特に、テキストの見直し、問題集を、繰り返し繰り返しやったほうがいいと思います。
[財政学]
授業で先生が要点をまとめてくれるので、国Ⅱで選択しない人はそれで十分だと思います。
国Ⅱで選択する人も、問題集、スーパー過去問ゼミを2回ほどやれば、5~7点は取れると思います。
[政治学]
勉強量が非常に多く、やれば解けるとは限らない科目です。本番で見たこともないような問題が出る可能性もあるので、それ以外を確実にとるように、授業中に配布される先生のオリジナルレジュメで人名を覚え、問題集を3回は繰り返したほうがいいと思います。